ニュードーンを剪定しました

勢い込んで始めた割には全然記事を書けません(汗)

何せこの時期は剪定作業が忙しいので(言い訳)

 

今日は終日雨で、こんな時こそ記事をかこうと意気込みましたが、写真をあれこれ触っていたら一日が終わりました。

やれブログのサイズはいくつが良いだの、

iPhoneから写真が転送できないだの、

なんだかんだでもう寝る時間です。

 

さて、昨日ニュードーンの選定が終わったので、今日はそのことをテーマに書きます。

ニュードーンはこれです。

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実に美しい。

この花弁の色。

赤ちゃんの肌のようなピンク!

混じり気のないピンク一色!

これほどに汚れのない桃色は谷はないというぐらいのピンク。

色白の乙女の恥じらいに染まるような頬の色。

と、どんどんと形容がエスカレートしてしまうのでありました。

 

NHK出版の「バラ大図鑑」では淡桃色、誠文堂新光社の「オールドローズと現代バラの系譜」ではシルバーピンクと、様々な形容で評されています。

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ん~何度見ても美しい。

しかしながらニュードーンはこの美しさと引き換えに、実に早く散ってしまうのです。

まさに花の命は短くて、であります。

ベストな半剣弁の状態は1日強、翌日には開いてしまい、やがて散ってしまいます。

せめて三日は維持してほしい。

 

ニュードーンはその美しさと裏腹に、実に荒々しい棘をもつつるバラです。

それはもう、凶悪と言っていいくらいの鋭さ。

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つるを扱うにも服に引っかかるしつる同志絡まるし、下手に扱えば勢いよく跳ね返ったつるが自分の顔めがけて襲い掛かるという危険度もマシマシな厄介なバラです。

作業の半分はつるとの格闘に終始している模様。

 

 

つるバラの剪定について

冬はバラの剪定のシーズンです。

特につるバラにおいては、この時期の剪定・誘引といった手入れがその年の開花状況に大きく影響します。

つるバラを前にして、ここを切るべきか、あそこを切るべきかと6月前後の開花の姿に思いを馳せるのは、バラ好きにとって最も幸せな時間であります。

 

さて、写真はピエールドゥロンサール。

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屋根までシュートが伸びております。

 

横からみたらこんな感じ。

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この株は特に生育旺盛でよく伸び、よく茂ります。

ここからすべての葉を取り除き、余分な枝を払い、つるを下ろして曲げてまとめます。

おおむね後ろのラティスに入るくらいの面積に納めます。

 

誘引が終わるとこんな感じです。

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横からみるとこうです。

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剪定、誘引で心がけることは

・縦に伸びたつるを横向きに倒す。

(縦だと最上部に花が集中してしまいます。)

・できるだけつるが水平より下に向かないようにする。

(上に向かって伸びる性質があるからか特に分岐から下へ行く枝は枯れやすい様です。)

・混み合わないように透かす。

(とはいってもせっかくのたくましいつるは、残したい誘惑に勝てませんが。)

といったところですか。

 

ちなみに過去の開花状況はこの通り。

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ピエールドゥロンサールについてのお話はまた改めて。

それでは。

 

エリナの成長

タイトルだけみると娘の成長記のようです。

さて、このバラを植えたのは2013年の冬ですが・・・

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ホームセンターで1500円で買った大苗でした。

 

その春、6月にはこんな感じで育っています。

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シュートが活発に伸びているのがわかります。

そして、一年過ぎると・・・

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立派に育ちました。

 

改めてみるとやっぱり育てやすさ、育ちやすさはダントツです。

さすが殿堂入りのバラです。

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おすすめです。

 

それでは、また。

エリナ

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エリナです

2014年の写真です。

 

このバラの特徴は、とにかく丈夫で、よく育つこと。

我が家の木立性の中では、ダントツです。

1.5mぐらいの樹勢で、花付き花持ちともによく、さすがは殿堂入りのバラです。

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巨大輪ですね。

 

ネットで拾った情報を少し。

Elina dickson社  1984年

イギリス(北アイルランド) どうやらパトリック・ディクソンとコリン・ディクソンの親子での作出のようです。

Nana Mouskouri × Lolita 

ナナ・ムスクリは4代目ディクソンのアレキサンダーⅢの作出したクリーム色のフロリバンダであり、これを元に息子と孫が作り上げたのがエリナ、ということです。

 

交配とか系統をたどるとなんだかいろいろなエピソードが垣間見えそうで、こういったことを調べるのがとても楽しかったりします。

 

エリナとは女性の名前ですが、果たしてdickson家の娘さんでしょうか、奥様なのでしょうか、それとも・・・。

そこはまだ調べ切れておりません。

 

 

写真を投稿するテスト

 

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さて、バラをテーマのブログならまず写真の一つもあげるようにならないといけません。

 

と、いうことで適当にパソコンのフォルダのサムネイルをクリックしてみたら植えの通り。

さて、何の写真だったのだろうか・・・

エリナだったような気がする。

 

調べたら合ってた。

2014年6月1日撮影。

2013年2月に大苗で購入して庭に地植え、翌年咲いたものです。

このバラは丈夫で旺盛に育つおすすめな品種です。

 

それでは、今日はこの辺で。

 

 

 

雑感

バラの始めたのは9年前の2009年春でした。

つるアイスバーグとエバーゴールドの2本の新苗を、カーマホームセンターで買って植えたのが始まりです。

もっともそのときすでに2本のバラが家にはありました。

それらは母が知人に枝をもらって挿し木にしたのが育ったものです。

当時、園芸に興味を持ち始めていた頃で、寄せ植えや庭木などいろいろなものに手を出し始めていて、バラはその中の一つで現在まで続いているものです。

 

初めて植えたその2本は、2年ほどで枯れてしまいましたが。

 

毎年、いろいろな苗を買っては植え、本数こそ増えては来ましたが手応えはここ2年ほど頭打ちです。

今一度しっかり計画して、失敗しないバラ作りをしたい・・・

ブログを再開した理由の一つでもあります。

 

 

 

心機一転ブログを始めます

はじめまして

ギンタと申します。

この度、ブログを始めました。

テーマは「バラ」です。

自分の育てているバラの栽培日記だったり、あちこちで見かけたバラについてだったり、「バラについて」書いていきたいと思います。

後、そのほか自分の身の回りの園芸に関わることも併せて書きたいと思います。

 

昔、しばらく書いていたことがありましたが、使い勝手が段々そぐわなくなり、更新が滞ってご無沙汰になってしまいました。

 

2017年、もう一度最初から、ひとつひとつ積み上げていこうと思います。

よろしくお願いします。