つるアイスバーグ
白のバラで銘花といえば、多くの人がこのバラを推すというアイスバーグ。
今日はそのアイスバーグに触れてみます。
思えば初めて買って植えたのがツルアイスバーグでした。
2009年の3月に植えています。
このバラは生育がよく、一年でぐんぐん伸びます。
残念ながらこの株は2年後にカミキリムシにやられ、枯れてしまいました。
同じ場所に2代目のつるアイスバーグを植え、現在に至っています。
長尺苗を植えて2年でこんなに大きく育ちます。
花付きがよく、最盛期はそれはもう見事な咲きっぷりで。
房咲きするのでまるでブーケの様ですね。
長所を上げるときりがないくらいですが、
・花持ちが良い、長く楽しめる。
・花の退色が少ない。長く白さを保っている。
・花付きが良い。
・生育、成長が良い。
・比較的病気に強い。黒点病はいくらかあるがうどんこ病はみられず。
・葉がきれい。
・棘が少なく、またつるも柔らかいため誘引がしやすい。
などなど。
青空をバックに純白が映えます。
昨年は壁面との間に角材を当て、アーチ風にあしらいました。
悩ましいのは成長が頂部に集中しがちなところですかね。
このバラの特性としてべーサルシュートの発生が少なく、サイドシュートが主になることです。
元気のいいシュートはほとんどが中央から上に集中します。
この時期、そんなことに頭を悩ませながら剪定と誘引を行うのがこのバラの魅力でもあります。
さすがは殿堂入りしたバラだなぁ、というところですが正確には殿堂入りしているのはフロリバンダのアイスバーク(ドイツコルデス社作出)で、つるアイスバーグはアイスバーグの枝変わりで違う会社が作出したということを、つい最近知りました。
と、いうことで次回はフロリバンダのアイスバーグを含めてそのあたりを書きたいと思います。